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2011/10/29

縄文最古のむら ~考古学講座~

Tweet ThisSend to Facebook | by y001

第1回目の考古学講座が10月22日(土)に開催されました☆

第1回のテーマは
「縄文最古のむら」
講師は高畠町教育委員会の井田さんです。
高畠町(たかはたまち)の洞窟・岩陰遺跡。そのなかでも
日向洞窟(ひなたどうくつ)を中心にご講義いただきました。

*日向洞窟・・・山形県高畠町にある縄文時代草創期(およそ1万3千前年前)の遺跡
縄文最古の文化が芽生えるさきがけともいえる貴重な遺跡

写真:第2展示室のジオラマ
注:これはイメージです(当館第2展示室のジオラマ)

以前(昭和30年代半ば)までは縄文時代というと「早期」「前期」「中期」「後期」「晩期」の5つに
区分されていたようですが、日向洞窟の発見がきっかけとなり、「早期」よりも前の時代
「草創期」
新たに含めた6区分にかわったそうです!
この洞窟遺跡、重要な存在なのは間違いない・・・


写真:考古学講座(1)写真:考古学講座(2)
古代の遺跡に興味津々のご様子
写真を見つめるまなざしも真剣

高畠町には国指定・町指定も含めておよそ20前後の遺跡が確認されているとのこと。
遺跡の多い町なのですね。

また、日向洞窟には2つの洞窟があり、片方の洞窟では町とし地元の子ども達や住民の方が

環境整備(清掃)をしているそうです。
その土地に暮らす方々の、遺跡を保存していこうという意識も高いとは!!

ここで、お話の中のエピソードをひとつ。
遺跡調査で訪れた”とある洞窟”について★

井田さん談:

洞窟の中に入ってみると、〇〇が床一面に・・・
すすんでいきたいとは思わない場所です・・・

洞窟遺跡ならではのご苦労があるようでした。
この話を聞いたときは正直「同感です」と思ったっけな~
(おそらく、誰しもそう思うはず(笑))
洞窟に足を踏み入れることにも勇気が必要だと感じた瞬間でした。

実際に調査に携わった井田さんにしか語れない様々なエピソードを聞くことができました。
井田さん、ありがとうございました!!

ここで、次回のお知らせ♪
考古学講座の第2回目は
11月19日(土)です。
テーマは「
土偶がつくられたむら」

参加申し込みは不要です。
考古学に興味をお持ちの方、土偶が好きな方、ふらっと聞いてみようかなという方も
是非ご参加お待ちしております。

12:00 | 担当者 H.Y