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2015/09/29

長月

Tweet ThisSend to Facebook | by y001
 月の初めから雨模様の天気が続き、白露・重陽が過ぎ、県内各地のイベントや運動会が目白押しの時期に、その開催を危ぶませるような大雨が降り、交通網の遮断やさまざまな災害をもたらしました。私の住む町では床上浸水や田畑の浸水、道路の崩落等がありました。しかし、栃木県や茨城県、宮城県を襲った洪水は津波を想起させるほどの規模で、被災者の皆さんのお気持ちはいかばかりかと思わざるをえませんでした。収穫期を迎える米を始め農産物への甚大な被害も心配です。

 
 
 そうした雨の晴れ間に「SL山形日和。左沢線号」(山形駅のアフターデスティネーションキャンペーン最終行事)に参加しました。D11機関車に引かれる懐かしい客車に揺られ、30分ほどの旅(?)をしてきました。乗車した子どもたちは大はしゃぎで、家族で楽しむ微笑ましい光景を目にしました。沿線から手を振る人々や駅舎から機関車を眺める子どもたちも興奮気味でした。また、窓の外には稲穂が頭を垂れ、遠くの山々もほんのり色づいた様相を呈していました。そして、改めて機関車も貴重な文化財であることを感じました。

    
  霞城公園の木々もほんのり色づき始めました
    
 散歩の途中に木陰で休憩

  さて、19日(土)から特別展「蝶と蛾-妖精たちのつどい-」がスタートします。今回、県内はもちろん世界各地の貴重な蝶と蛾の標本やパネルが一堂に会します。色鮮やかな蝶たちをぜひご覧いただきたいと思います。{期間は11月29日(日)まで。}
 私は幼虫が苦手で、蝶と蛾の違いもわからない者なのですが、展示を一覧して、その美しさや多様性に魅了されました。特に、蛾に対する印象が大きく変わりました。虫一般は苦手だという方にもお勧めです。

 
  「あのちょうちょ、リボンみたい!」と嬉しそうに話す小学生たちを見かけました
 
  お気に入りを是非見つけてください
 
 この原稿もシルバーウィーク前にアップしたいと思って準備していたのですが、あっという間に過ぎてしまいました。そうこうしているうちに、蝶や蛾だけではなく、博物館の周囲や山々の木々にも目を奪われる季節が迫っていました。

  
 


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