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2016/02/11

昭和のはじめのくらしを知ろう

Tweet ThisSend to Facebook | by y001
現在、共同企画展「私たちのたからもの―モノから振り返る昭和のくらし 終戦まで―を開催中です。

山形県立博物館と山形県立博物館友の会との共同開催で、今回で何と7回目となります。
毎年取り上げるテーマを決めて、友の会会員の皆さんがお持ちの資料を中心に、
博物館資料などと一緒に展示しています。
構成の検討や展示作業は、友の会の会員の皆さんが中心となって担当します。

さて、今回の共同企画展は、今から90年~70年ほど前を資料から振り返ろうという試みです。
展示資料とミニ知識をちょっとご紹介。

 ※ 展示会場は写真撮影禁止となっています。ご了承ください。

国勢調査関係の資料
2015年は国勢調査の年でしたね。初めてインターネットでの回答が導入されたことでも注目されました。
初めて国勢調査が行われたのは、なんと今から94年前の大正9(1920)年!
昭和5(1930)年には第2回目が行われました。
国勢調査が始まった頃は、記念の絵はがきや調査員への記念品などがつくられたのです。

和田三造の版画「昭和職業絵尽」
洋画を中心に、明治から昭和に活躍したアーティスト和田三造による版画です。
様々な職業をモチーフとした版画は生き生きとしています。
今では珍しいものとなった職業も含んでいて、
昭和の初めの人びとのなりわいを垣間見ることができます。
 ※ 資料保護のため、複製を中心に展示しています。ご了承ください。

昭和初期の家電製品
レトロな扇風機やラジオは昭和の初期に作られたもの。
当時はまだまだ普及していなくてかなりの高級品だったようです。
ちなみに今も動きます!!

謄写版印刷機(ガリ版印刷機)
使ったことのある方も多いのでは?
誰でも簡単に使える上に電気も必要ないので大変普及したそうです。
学校でも教材や学校文集作りなどによく使われたとのこと。
昭和13年に戦艦陸奥の艦内でガリ版で作られた『陸奥新聞』の複製も展示しています。
次の日の献立も載っていて興味深いです。カレーにグラタン…☆洋食も出ていたのですね…じゅるり(よだれ)

戦時下のくらし
今回取り上げた年代には、戦争という悲しい出来事の時期も含まれています。
出征に関わる資料や当時の様子がうかがえる写真パネルもあります。
かわいらしい絵はがきは、戦時下の少女雑誌の付録の「慰問用絵はがき」です。
現在でも人気のイラストレーター中原淳一によるものなのです!!

その他にも、旧制高校の学生が書いた寄せ書きや、
火鉢や蚊帳などの生活用具、
昭和初期のお人形など、
およそ100件ほど展示しています。


ほとんどが会員所蔵ですので、この機会を逃すともう見ることが出来ない資料がたくさんあります。
皆さんの身の回りにも、たからものが眠っているかも!
展示期間は2月14日(日)までです。まだ間に合います!
どうぞお越しください!!

09:30