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2018/02/23

今年は大雪です

Tweet ThisSend to Facebook | by y0000
 今年は全国的に大雪です。
山形県立博物館のある山形市は、山形県内の中では雪は少ない方ですが、
それでも例年以上の雪が降り積もっています。
 
 
 【博物館前のメカ大海牛も雪に沈没】

 最近は、雪が降れば除雪車が雪を取り除き、家庭にはスノーダンプや
除雪用のスコップがあり効率的に除雪できるようになりました。
 それでは、明治期から昭和の初めにかけてはどんな道具で、
山形の人たちは除雪していたのだろうと思って、博物館にある雪に
かかわる展示品を見てみました。

 
 【踏み俵:雪を踏み固めて道を作る道具です】
 
 【竹ぞり:堆肥を乗せて運ぶそりです】

 展示品を見ると、雪を取り除く特別な道具は見つからず、
雪を排除することはあきらめている感じがあります。
 雪は降るに任せて積み重なっていくままにする。
ただし、歩く道や物を運ぶ道を確保するために踏み固める、
という作戦をとっていたようです。
また、雪の上で滑らせることで、ものを運んだり、楽しんだりしたようです。

 
 【竹下駄:下駄の裏に竹が貼ってあり坂道を滑って遊ぶ。
  体験した人によると本当によく滑るそうです】
 
 【箱ぞり:庶民の冬の乗り物】

 現代では、自動車の利用のため雪を排除せざるを得ませんが、
昔の人は、雪はそこにあるものとして冬を過ごしていたのかもしれません。
でも、春が待ち遠しいのは昔も今も変わりません。

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