館長室より

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2015/12/24

師走

Tweet ThisSend to Facebook | by y001
 冬至を迎えたというのに、雪の少ない山形では悲喜こもごもの人間模様が見られます。
スキー場や除雪関係の人は天からの贈り物を待ち焦がれ、車で通勤や仕事をする人は道路の除雪や凍結に気を取られる心配がないことにホッとしているようです。
 
 12日から友の会との共同企画展「私たちのたからもの-モノから振り返る昭和のくらし 終戦まで-」が開催されています。

会場の様子

 記念講演では山形謄写印刷資料館長の後藤卓也氏から「懐かしきガリ版とその魅力」と題して、御講演いただきました。
「ゴミもまとまれば文化」というお言葉から、氏の文化に対する「本気と熱意」溢れるお話に感銘を受けました。
 友の会の皆さんから、「昭和」の懐かしさを感じる品々を提供いただきましたので、当時の県内のくらしをぜひ体感していただきたいと思います。

 19日には考古学講座「縄文時代前期・中期の山形の土偶」と題した講演(水戸部秀樹氏、山形県埋蔵文化財センター)をしていただきました。
現在発掘している押出遺跡から最近出土した新しいデザインの彩色土器も紹介していただきながら、世界最古の土偶やエジプトでの発掘経験とも絡めた土偶の機能・用途について興味深いお話をうかがうことができました。
 
講演会の様子
 
 本館の催し物を通して、県内の知られざる文化や埋蔵文化財の最新情報を得ることができます。
ぜひ、お気軽に足を運んでくださいますようお願いいたします。

 未年も暮れようとしていますが、申年の来年はどんな1年になるのでしょうか。皆様にとって、よい1年となりますように!
 
 追伸

12月24日現在の桜の様子
 
 冬に春待つ心でありたいに応える桜(ジュウガツザクラの仲間)を前月に引き続き紹介します。
暖冬のためか、いまだに白い花を咲かせて行きかう人々の目を楽しませています。



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