館長室より

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2020/01/30

季節外れの…

Tweet ThisSend to Facebook | by y0000
 新年を迎えたと思っていたら、もうすぐ節分です。毎年の多くの雪に悩まされる地域からは喜びの声が聞こえ、雪が必要なスキー場と雪まつり会場からは悲鳴が聞こえます。
11月館長ブログには、冬将軍の到来を予感しつつ、霞城公園内の桜にきれいな「雪の華」が咲くことだろうと書きました。冬の澄んだ空気につつまれ、太陽の光にキラキラと輝く粉雪をまとい、美しい「冬桜」に囲まれた博物館を想像していました。1月のブログは、きれいなその写真を使おうと、一人計画しておりました。
 確かに雪は数回降りましが、午後には融けてしまうほどの気温であり、なかなか思ったような美しさを感じることができません。太陽と雲のタイミングも悪く、写真もうまく撮影できずにいました。このままでは計画倒れになってしまうと、降雪と晴天の両方を心待ちにする日々が続いておりました。
そんな時、館長室から見える一本の桜の木に注目しました。
 
「ジュウガツザクラ」です。
 
 毎年10月ごろに開花して、最低気温が氷点下になる日が数日続くと、凍結により咲いた花は枯れてしまうようです。ところが今年は、暖冬のおかげで気温が高く推移しているようで、現在も元気に咲いております。花の数はあまり多くはありませんが、寒々とした「ソメイヨシノ」のわきで、ポツンと1本ではありますが、北風に耐えて咲いております。
 
 写真撮影時、偶然通りかかった人には少々不審に思われたようですが、状況を説明したところ喜んでいただき、一緒に花見をしていただきました。
 県内の他の桜にも例年と異なる状況があるようで、季節外れの桜の開花等に係るお問い合わせをいただいております。お近くの「桜の名所」をご確認いただき、例年より早い観桜会はいかがでしょうか。

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