館長室より

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2015/10/28

神無月

Tweet ThisSend to Facebook | by y001
 例年になく早い秋の訪れを感じます。 それにしても、中秋の名月とスーパームーン、きれいでしたね。山形はすっかり稲刈りも終わり、里の山々の色彩も鮮やかさを増しています。山々には初雪の知らせも届く時期になりました。

 開催中の特別展「蝶と蛾-妖精たちのつどい-」記念講演会「昆虫の不思議」には、多くの子どもたちの参加がありました。山形昆虫同好会事務局長の横倉明さんを講師にお迎えし、蝶や蛾、ゴキブリなど実物を見たり、触ったりしながら楽しく学ぶことができました。横倉さんが質問すると、子どもたちがすぐに答えるという繰り返しに驚きながら聴き入っていました。いつの時代にも昆虫好きの子どもは存在する、昆虫は人を引き付けるということを確認することができました。
 大人の方々にも、国蝶のオオムラサキや東南アジアに分布するトリバネアゲハ、南米のモルフォチョウなど、一見の価値ある展示をぜひご覧いただきたいと思います。

 また、17日には考古学講座がスタートしました。これから11月14日、12月19日、1月23日の3回、いずれも土曜日に予定されています。縄文の女神を含む土偶や土器に興味関心をお持ちの皆さん、お待ちしております。
 
 24日、ボランティア館外研修ということで、本館ボランティアの22名の方々と最上地区の巨木巡り、大木の霊気を吸い込んで帰ってきました。

 《小杉の大杉:鮭川村》     

 《大美輪の大杉:金山町》  

 《岩神権現の杉とクロベ:大蔵村》
 
 何より、現地ガイドさんに対する、学生6名を含むボランティアの皆さんの好奇心炸裂の質問の数々に圧倒されました。とても刺激になりました。
 
 終わりに、横浜市の「傾いたマンション」報道を視聴するにつけ、関係者の皆さんには、館長室に掲げてある『職人の詩』を紹介させていただきます。日本の屋台骨が傾かないよう、自戒も込めて…
 
 1 職人は口数が少ない 思うことを形にするために 人が見ようが見ま 
   いが 時間など気にせず働く 只黙々と働く
 2 職人は仕事が好きだ 鋭い感性で技を磨き つくるものと一つになり 
   道具を手のようにして作る  納得するまで作る
 3 職人は暮らしを作る 地域文化も民俗の文化も 職人の手でつくられ
   
人々の暮しに潤いを與える 職人こそ民族の寶だ

14:00