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2016/10/22

10月21日

Tweet ThisSend to Facebook | by y0000
10月21日(金)に山形市内のもみじ公園内の清風荘を会場に、
プライム企画展『よみがえる古の大寺院「寳幢寺」至宝展』の
第2回記念講演会が行われました。
今回は、東北大学大学院文学研究科教授 長岡龍作先生をお迎えし、
「寳幢寺旧蔵の十一面観音立像」についてのご講演をいただきました。

担当ですが、歴史や仏像にはそれほど興味を持っていませんでしたが(・。・;
実におもしろいお話を聴くことが出来ました。\(◎o◎)/!

十一面観音はその深い慈悲により衆生から一切の苦しみを抜き去る
功徳を施す菩薩であるとされ、女神のような容姿に造られたものが多いとされます。
寳幢寺の宝物とされる今回のお話の観音立像は、平安時代初期の中央作といわれ、
その彫技は少しの省略もなく、衣文は流麗で、胸や腹部の肉づきは豊満で、
くびれが深く刻まれ、均整のとれた体躯をなし、かつ優雅で引き締まった面相や、
一部飜波(ほんぱ)式の衣文が見られて、平安時代初期の仏像のなかでも、
多くの特色を備えた傑作とされています。
多くの十一面観音像は頭部正面に阿弥陀如来の化仏(けぶつ)を頂きますが、
通常、頭部だけをあらわした化仏が多いなかで、この像では頭上の頂上仏を、
上半身まで含めて彫出するところに、図像的な特色があります。

ある意味、国宝の仏像などと比べても遜色のないものです。
そんなにすばらしいものが、山形にあるとは初めて知りました。
山形といえば、「田舎」というイメージですが、
はるか昔から、華やかな京の文化と密接につながっていたのですね。


 さて、この頭頂部の化仏(けぶつ)ですが、僧等が一心に祈りをささげると、
「よくがんばってるな!」と声をかけてくれるそうです
(簡単にいうとなので、実際にはもっと荘厳としたお話です)。
担当も、頑張って仕事を終えた時には、
「がんばったな!」と声をかけて欲しい!
と思う、今日この頃です(*^_^*)。

16:06 | 担当者 S.Y