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2012/10/25

出羽国成立1300年

Tweet ThisSend to Facebook | by y001
今年、2012年は何の年でしょうか??
出羽国が成立してちょうど1300年目の年です!!

この記念すべき年を迎え、
山形県立博物館では、特別展「出羽国成立1300年」を開催しています。
なお、昨年開催した、開館40周年記念展「出羽国成立以前の山形」とリンクしています☆
「出羽国成立以前の山形」展の広報は コチラ


会場は第3展示室です

出羽国成立1300年」展会場内は、撮影禁止です
御理解下さいますようお願いします

現在の山形県と秋田県をあわせた地域は、
昔「出羽国(でわのくに)」と呼ばれていました。
『続日本紀(しょくにほんぎ)』には、

和銅元年9月28日に「越後國言。新建出羽郡。許之。」
和銅5年9月23日に「於是始置出羽國」
同年10月1日に「割陸奥國最上置賜二郡隷出羽國焉」
という記述があります。
和銅元(708)年9月28日に越後国の一部としてできた出羽郡
和銅5(712)年9月23日に国として昇格して出羽国となり
さらに、10月1日にこれまで陸奥国に所属していた最上・置賜の二つの郡が
出羽国に編入された
ということがわかります。
つまり、今年が出羽国が成立して1300年目ということになります!

※『続日本紀』
平安時代の初めに編纂された日本の歴史書です。
『日本書紀』に続く、西暦697~791年の歴史が記録されています。
六国史(りっこくし)とよばれる歴史書のひとつです。

出羽国が成立した頃から明治時代までの山形の歴史を
様々な資料で紹介しています。


陶磁器・古文書など、様々な分野の資料がたくさん!

展示のなかから、興味深い資料を紹介すると…

木簡(もっかん)が多数展示されています。
山形県内から見つかった木簡の総数はそれほど多くないのですが、
なんと!その主なものがこちらに集められています!!

仁寿3(853)年6月3日に出された公文書の一部が書かれた木簡などが展示されています。
古代のお米の品種名が書かれたものも!

このコーナーだけでも一見の価値ありです☆

※木簡:
短冊状の細長い木の板に文字が書かれたものです。
日本では、主に奈良・平安時代を中心に、
行政文書や荷札、まじないの札などの用途に使われました。


こちらの3点の絵図「山形城下絵図」には、
江戸時代初め頃の山形城と町の様子が描かれています。
描かれている内容を比べながら見ると、様々な発見があって楽しいです♪
もちろん、現在の山形市内にもその痕跡が残っていますので、
今の街の様子も思い浮かべながらご覧になってはいかがでしょうか?

ここではお伝えしきれないほどたくさんの資料が展示されています!
展示資料の一つ一つをじっくりとご覧いただければ、
山形の自然環境、他地域との物や人の交流などが密接に関わり合い、
現在の山形が徐々に形作られていったということを感じられると思います。
郷土やまがたへの理解が深まること間違いなしです。

12月9日(日)までの展示期間となっています。
期間中には、展示解説会や記念講演会もあります。
是非お立ち寄りください。



★☆お知らせ☆★
10月27日(土)・28日(日)、11月3日(土・祝)は、
県立博物館・教育資料館は特別無料開館日です!!
博物館では科学体験教室などの、様々なイベントを企画しています♪
どのイベントも楽しみながら学べますよ!   くわしいご案内は コチラ
ご家族やお友達皆さんでお越し下さい。
やまがたの秋を博物館で楽しみましょう!!!
 
16:00 | 担当者 K.A