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2012/01/24

おめでたい資料たち!!

Tweet ThisSend to Facebook | by y001
寒中お見舞い申し上げます。
町全体が冷凍庫に入ったかのような今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。
今回は2012年の皆さんの幸せを願い、博物館にある「おめでたい資料」をご紹介します!!(^o^)/

●地学「水晶(日本式双晶)」


写真:水晶

めでたい資料・・・とまではいかないものの、見ていて“ほっこり幸せ♪”な気分になれる標本として「水晶(日本式双晶)」をご紹介します。
ふたつの結晶が約85度の角度で接合しており、日本産の標本が詳しく研究されたことから、このように呼ばれています。
特に女の子に人気(?)のハート型の水晶です。。


●植物「ミズキ(水木、学名:Cornus controversea)」

団子木は小正月(※)の伝統行事として行われています。枝先に色鮮やかな飾りやだんごがつけられ、とってもきれいです。
この行事はその年の豊作を祈って行われます。

この団子木に使われている木は、おもに
「ミズキ(水木、学名:Cornus controversea)」と呼ばれる植物です。
枝が規則正しく水平に出て、小枝が細くそろっていてまゆ玉の餅が刺しやすいことや、
小枝が赤みを帯びていて美しいことなど、使用される理由はいくつかあるようです。

※小正月とは旧暦のお正月で、今の暦では1月15日です。


写真:ミズキの押し葉標本写真:団子木
ミズキの押し葉標本団子木(第二展示室のどこかにあります)

●考古「単鳳環頭大刀(たんほうかんとうたち)」

大之越古墳出土の
「単鳳環頭大刀(たんほうかんとうたち)」をご紹介します。

写真:単鳳環頭大刀



←これです

※大之越古墳(だいのこしこふん)
 山形市西部にある、5世紀頃の円墳です。
 剣や直刀、矢じりや馬具などの」金属製品を含む、多くの副葬品が出土しており、それらは山形県指定文化財となっています。


全長は90.5cmあります。素材の金属の成分を分析したところ、5世紀頃に朝鮮半島の南部で製作された物らしいとか。
海を渡ってきた立派な大刀ですから、限られた人しか持てなかったのでしょう。
大之越古墳に眠っている方は、かなりの権力を持つ方だったのでしょうね。


写真:柄頭の部分さて、柄頭の部分にご注目下さい!
環の中に鳥(鳳凰)の頭のモチーフがデザインされています。
この部分は金や銀で細工されています。1500年以上も前のものなので、分かりづらいかもしれませんが、環の部分は龍のイメージなのだそうです!
たしかに、ちょっとうろこっぽい?龍のおなかみたい?
鳳凰と龍ですから、なんだか2倍めでたい気がする!?

●歴史「正月引札」

写真:正月引札これは安政3年(1856年)に、山形城下の商店が発行した「正月引札」です。
引札とは現在の広告のようなものです。商品の宣伝のほか、絵柄や色使いに様々な工夫がほどこされています。

右側の和時計を見てみます。
よ~く見ると、柱には「正」「四」・・・など月をあらわす漢字、時計の文字盤にはその年の縁起のいい方位などが書かれています。見た目は時計ですが、実はその年の暦を盛り込んで描いているのです。
 (一部を拡大)
写真:一部拡大(1)写真:一部拡大(2)
こちらは新春を祝う花・福寿草
瀬戸物には宝珠など、めでたい模様だらけ!!
引札に書かれた歌
「恵方から まつ覚へけり 初暦」

以上、博物館の「おめでたい」資料たちでした♪
一部の資料は常設展でご覧いただけますよ!!
お待ちしています☆

12:00 | 全員