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2012/02/07

高校生がやって来た!~フレッシュな講師たち~

Tweet ThisSend to Facebook | by y001
1月21日(土)、さわやかな皆さんがやってきました。
山形県立東根工業高等学校の生徒さんたちです!!

なぜいらっしゃったかというと・・・
山形県立博物館
友の会主催講演会の今回の講師なのです!
なんと、博物館開館以来、最年少の講師です♪


※山形県立博物館友の会・・・
博物館事業を支援し、地域文化の発展に貢献するとともに、会員相互の交流を図ることを目的としている組織です。3月からはじまる「私の宝物」展は博物館との共同開催です。
友の会主催の講演会では、展示会に関連するお話などが聞けます!次回の講演会は3月3日(土)です。

写真:東根工業高校の皆さん(1)
何という若さ!さわやか☆ 我々も10~20年前は・・・笑
右から2番目の生徒さんの帽子は、バングラデシュのものです。

開催中の企画展「あかり物語」に、最先端の技術を使ったあかりの一例として、
東根工業高校と
山形工業高校の皆さんの研究の成果も展示しているのです!
(まだご覧になっていない方は要チェック!お早めに!!)

講演のタイトルは「手作り太陽電池で 地域に貢献 世界に挑戦!!」
東根工業高校では、授業や部活動はもちろん、
学んだ技術や知識を生かしたボランティア活動も盛んに行われています。
市民向けの公開講座や出前講座も行っているんですって!
その活動の場所は日本国内だけにとどまらず、
モンゴルやバングラデシュなど、海外にも広がっているとか!
では、講演の様子を少しだけご紹介します!

○再生可能エネルギーとは何か
写真:友の会講演会(1)
写真:友の会講演会(2)
会場は満員でした
原稿もプレゼン用画像も生徒の皆さんが作成したものです!

まずは太陽光発電などに代表される再生可能エネルギーについて。
水力・風力・地熱・太陽光発電システムの仕組みと特徴について説明していただきました。
太陽光発電の特徴は、大きく分けると以下の点があるそうです。
・「エコ」であること
 (二酸化炭素の排出や騒音がなく、エネルギー源は無限であること)
・設置場所をあまり選ばないこと
・メンテナンスが簡単であること
これからもますます注目される、発展していく発電システムであることが分かりました。

つづいて、その太陽光発電システムを使った
実際の取り組み例をお聞きしました。

○光プロジェクト
「環境問題を解決し、祖国の発展に貢献したい」というモンゴルからの留学生の方の夢に、東根工業高校の皆さんが協力し、2009年から始まった活動です。
モンゴルのウランバートル市にある新モンゴル高校を、東根工業高校の代表が訪問し、
太陽電池パネルの設置・改良だけでなく、メンテナンスの仕方などの技術指導もしたそうです。
2011年には
ゲルへの設置と実演も行いました!
設置した太陽電池で作った電力は、新モンゴル高校の校舎前の外灯に使われているんですって。
※ゲル・・・モンゴルの伝統的な移動式住居

○サステナタウンプロジェクト
開発途上国の学校と連携した、石油や石炭などの化石燃料に代わる代替エネルギーの開発と、現地で使えるようにすることを目標とした取り組みです。
誰もが安心でき、自然と共存しながら生活できる空間づくりを目指しているとのことです。
このプロジェクトでは、バングラデシュのラッシャヒ市にあるアロアシャ学園を訪問し、
太陽光発電システムの設置や、電気技術者の皆さんへの技術指導を行いました。
無電化地域も訪れ、ソーラーパネルを贈呈したそうです☆
これからもプロジェクトは続いていくとのことです。


写真:友の会講演会(3)
写真:友の会講演会(4)
パソコンの操作と説明は息ピッタリでした
皆さんの思いはしっかり伝わってきました

どちらのプロジェクトも、現地を訪問する前に何十時間も研修をして十分な準備をしたのだそうです。
学校を出発して現地に着くまでの様子のお話からは、わくわく感と緊張感とが伝わってきました。
現地の学校の生徒さんや地域の皆さんとの交流もあったそうですよ。
モンゴルではホームステイをしてさらに友情を深めたようです。
バングラデシュでは、結婚披露宴に招かれたのですって!
本当にステキな体験ですね♪


写真:館長たちとの懇談
講演が終わったのもつかの間(笑)、館長たちと懇談中。
するどい質問にも、皆さん立派な受け答えでした!さすがです!

どのエピソードについても、等身大の言葉で語られていて、興味深いだけでなく、大変楽しい講演でした。
また、生徒の皆さんのひたむきさが伝わってきて、心を動かされました。
ちょっとうるっと来た人多数・・・。


「一歩踏み出す勇気と夢を持ち続ける大切さを学んだ」
と、お話ししてくださいましたが、それは、私たちが普段忘れてしまいがちなことなのかもしれません。

ヤマガタの高校生たちの活躍がさらに楽しみになりました☆☆
東根工業高等学校の皆さん、ありがとうございました!!

12:00 | 担当者 K.A