博物館部門紹介


▐ 地学部門
【資料点数】 11,815点(岩石2,271点 化石9,544点)

【主な収蔵品】
ヤマガタダイカイギュウ<山形県指定天然記念物>
ハダカモミジガイ(ひとでの化石)<山形県指定天然記念物>
クジラの化石

【特色】 ヤマガタダイカイギュウやハダカモミジガイやクジラの化石などのように山形県内から産出したものを多く収蔵しています。県内産の化石は全体の78%、岩石は66%で、県内の地層の特徴を反映し、化石・岩石ともに新生代新第三紀のものが最も多くなっています。

【担当者】 石黒 宏治

 化石や文化財の3Dデータの取得の研究を進めている。地学分野の天文や気象にも興味を持っている。


▐ 植物部門

【資料点数】 維管束植物69,947点 ラン図譜184点


【主な収蔵品】 維管束植物(結城嘉美、加藤元助、山下一夫、佐藤泉らのコレクション)
【特色】 収蔵品には、山形県産維管束植物が絶滅種も含めてほぼ網羅されています。また、明治・大正時代に作られた維管束植物標本が多く収蔵されており、それらは過去の植生を知る上で大変貴重です。
【担当者】 山口 真
専門は植物生理学、花色です。山形県の花弁色素の利用について興味を持っています。

【担当者】 川上 新一

 粘菌類の分類学的研究および維管束植物などの標本整理をおもに行っています。粘菌の講座や植物観察会などのイベントも数多く行っています。2011年度には、陸前高田市立博物館被災標本200点の修復にたずさわりました。

 執筆した書籍に、『森のふしぎな生きもの変形菌ずかん』(平凡社、2013年、主著)、『菌類の事典』(朝倉書店、2013年、分担執筆)、『菌類の生物学』(共立出版、2014年、分担執筆)などがあります。


▐ 動物部門

【資料点数】 41,103点

【主な収蔵品】 山形県産動物標本 石沢慈鳥コレクション鳥類標本 木俣繁コレクション蛾類標本 加藤繁富コレクション・鈴木稔コレクションほかの貝類標本 大石道明コレクションや黒沼孝一コレクションなどの世界の蝶類標本

【特色】 山形県総合学術調査会で収集した動物資料を基本に発足しました。その後、石沢コレクション鳥類標本、世界各地の蝶や貝類など多くの寄贈資料を受け入れました。山形県内の昆虫とくに蛾類の標本も充実しています。

【担当者】 本間 正明
 淡水魚類をはじめ、貝類や水生昆虫などの水生生物の生息分布や生態について調査しています。山形県の希少野生動物の生息状況を把握し、生息地の保全や種の保存に少しでも役に立てたらと考えています。

 




▐ 考古部門

【資料点数】 11,295点

【主な収蔵品】
土偶(縄文の女神)舟形町西ノ前遺跡出土<国宝>
単鳳環頭大刀山形市大之越古墳出土<県指定有形文化財>

【特色】 主に県内の考古資料について収蔵・保管・展示をしています。山形県に人が住み始めた旧石器時代の資料(飯豊町上屋地遺跡)から縄文時代の土器・石器、弥生時代、古墳時代の土器など多数収蔵し、展示や出張博物館などの普及事業に役立てています。また、特に縄文土偶の縄文の女神について隔月で展示解説会を行い、その造形美についてガイダンスを行っています。

【担当者】 押切 智紀

 東北地方の縄文時代の土偶について興味を持ち、研究の主眼としています。


▐ 歴史部門

【資料点数】 26,049点

【主な収蔵品】
江戸~昭和期の山形県に関する古文書類
「羽州川通絵図」<山形県指定文化財>などの絵図類

【特色】 山形県の歴史を物語る古文書類、絵図類を中心に収蔵しています。県内の旧家や寺院に伝わった資料が多く、各地域の行政・経済・文化などを知る手がかりとなります。絵図類には「羽州川通絵図」など最上川舟運に関するもの、「湯殿山道中一覧」など出羽三山に関するものがあります。

【担当者】 山口 博之

 専門は日本中世です。東洋陶磁史、石造物とその加工技術の東アジア的交流を研究しています。

【担当者】 佐藤 佳美

 平安時代の制度史を専門としています。目下、山形県の歴史について勉強中です。


▐ 民俗部門

【資料点数】 11,428点

【主な収蔵品】 ニセミノ<山形県有形民俗文化財> 雪害調査所関係資料ほか

【特色】 本館第2展示室「米づくりとそのこころ」「農家のいろりばた」に代表されるように、古くから農業県として発展してきた山形の人々の暮らしにまつわる民具を多数収蔵しています。また、県内各地の郷土玩具(こけし、土人形、凧などのコレクションを含む)および焼き物や雪害調査所関係資料は、県全体を網羅する豊富な収集により近代山形の伝統と暮らしを知ることができる貴重な収蔵品です。

【担当者】 須田 真由美

 日々何でもアリな民俗資料と格闘しています。とくに、尾花沢の旧家柴崎家より寄贈された膨大な資料の中に含まれていた雅楽関係文書について、展示会で紹介できるよう多方面の協力を得て調査中です。


▐ 教育部門

【資料点数】 39,549点
【主な収蔵品】 江戸時代から昭和期までの教科書
「教科書コレクション」として約12,000点を収蔵しています。
【特色】 教育資料館(分館・教育部門)の建物は、国指定重要文化財「旧山形師範学校本館」です。江戸時代から現代に至るまで、 山形県の教育に関する歩みを展示紹介しています。
【担当者】 青木 章二
 専門は山形県の地域教育史。現在は、山形師範学校の歴史を中心に調査しています。教育部門に関するお問い合わせは、教育資料館(℡023-642-4397)にお願いします。




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