プライム企画展 「縄文の女神」と「遮光器土偶」 -縄文の美と宝-

「縄文の女神」と「遮光器土偶」

プライム企画展
「縄文の女神」と「遮光器土偶」 -縄文の美と宝-

 国宝「縄文の女神」は、今から23年前に県北の舟形町・西ノ前遺跡の発掘調査により出土しました。高さは45cmあり、その大きさ故に圧倒的な存在感があります。約4500年前の東北地方の縄文人たちの美に対するどん欲さを肌で感じることができます。
 「遮光器土偶」は、「縄文の女神」をはじめとする中期の土偶たちから約1500年経った縄文時代晩期に登場します。その出土範囲は広く、北東北から近畿地方まで見つかっています。注目されるのがその顔立ちです。よく「宇宙人」を模したのではと言われるくらい、デフォルメされた表情には、美しさとともに奇抜さを持ち合わせています。また、顔の表情だけではなく、文様の複雑さは現在の日本人のものづくりに通じるものがあります。
 つくられた時期こそ違え、この2つの土偶は、まさに造形美の到達点であり、国内外でも注目されています。
 今回のプライム企画展は山形発、東北発の文化の発信を、これらの土偶をとおして行い、山形または東北の魅力の一部に触れていただければと思います。


坂ノ上F遺跡出土土偶三内丸山遺跡出土土偶鍛冶沢遺跡出土土偶豊岡遺跡出土土偶
(秋田県指定)土偶
(秋田県坂ノ上F遺跡)
秋田市教育委員会蔵
(同市教育委員会提供)
(重文)大型板状土偶
(青森県三内丸山遺跡)
青森県教育委員会蔵
※展示品は複製
(同県教育委員会提供)
(宮城県指定)遮光器土偶
(宮城県鍛冶沢遺跡)
仙台市博物館蔵
(同博物館提供)
遮光器土偶
(岩手県豊岡遺跡)
岩手県立博物館蔵
(同博物館提供)


手代森遺跡出土土偶国宝「縄文の女神」 (西ノ前遺跡出土土偶)
国重要文化財「遮光器土偶」
(岩手県手代森遺跡出土 文化庁蔵)
(岩手県立博物館提供)

国宝土偶「縄文の女神」
(舟形町西ノ前遺跡出土 山形県蔵)


会期:平成27年5月30日(土)~9月6日(日)
会場:山形県立博物館 第3展示室 
開館時間:9時~16時30分(受付は16時まで)
休館日:月曜日、祝日の翌日(8/3、8/10は開館)



記念講演会① (入場無料)
開催:6月21日(日) 14時30分~16時 
演題:「西ノ前遺跡の土偶から考える山形の縄文社会」
講師:(公財)山形県埋蔵文化財センター 専門調査研究員 菅原哲文 氏
会場:本館講堂

記念講演会② (入場無料)
開催:7月25日(土) 13時30分~15時 
演題:「縄文土偶と精神世界 -オセアニア民族誌から見た縄文社会-」          
講師:早稲田大学 教授 高橋龍三郎 氏 



体験イベント (いずれも申込が必要です)

「ペーパークラフトで縄文の女神をつくろう」  ※終了しました
開催:5月31日(日) 10時~12時
講師:山形県教育センター 指導主事 齋藤秀志 氏 県立村山産業高等学校の生徒の皆さん
会場:本館講堂 (先着40名)

「縄文の女神をつくってみよう①」
開催:7月26日(日) 10時~12時
講師:舟形焼わかあゆ薫風窯 金 寛美 氏  
会場:本館講堂 (先着15名)

「縄文の女神をつくってみよう②」
 開催:8月1日(土) 12時~14時
講師:舟形焼わかあゆ薫風窯 金 寛美 氏  
会場:舟形町炎祭(ひまつり)会場 (先着15名)
7/26、8/1のイベントは両日参加できる方に限ります。現地集合・解散になります。

申込はこちら(プライム企画展体験イベントのご案内)から



展示解説会 いずれも13時30分~(30分程度)
開催:5月30日(土) 6月21日(日) 7月20日(月・祝) 8月23日(日) 9月5日(土)  
※担当学芸員の解説があります



お問い合わせ:
〒990-0826 山形市霞城町1-8(霞城公園内) 山形県立博物館
Tel:023-645-1111  Fax:023-645-1112  お問い合わせフォーム