館長室より

館長室より
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2018/05/16

春の博物館まつりご来館ありがとうございました

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絵文字:星これからのブログは、新任館長:小松幸樹がお届けします。

 着任以来、一か月以上が過ぎました。今年度の「館長室より」、スタートします。
さて、山形県立博物館では、今年度「春」「夏」「秋」「冬」それぞれの博物館まつりを計画しています。
5月5日のこどもの日無料開館日にあわせ、第一弾「春の博物館まつり」を行いました。
当日は県内外より多くのお客様にご来館いただき、大盛況の一日となりました。
 
 4月に設置されたばかりの「縄文の女神」の木像がお出迎え。
 記念写真撮影スポットとしてもすっかり定着しています。
 
 
 当日は、開館中の企画展「自然の色とかたち」にあわせ、さまざまな折り紙細工や変形手裏剣づくり、また人工衛星の太陽電池パネルに使われる「ミウラ折り」に挑戦。作り出される色とかたちの不思議な世界にみなさん目を輝かせて取り組んでいました。
 
 
 東南アジアや南米に生息し、「空飛ぶタネ」をもつ不思議な植物「アルソミトラ」。
このタネの形を作り、飛ばしてみようというチャレンジ。上手に飛ばすことができたら
博物館オリジナル缶バッジをプレゼント。みんな何度もチャレンジしてくれていましたよ。
 

 憑身シェイガー、今年も大江町から登場。イベントを盛り上げてくれました。
 

 次回「夏の博物館まつり」は8月11日(土)。ナイトミュージアムを予定しています。
これからも「ワクワクドキドキ」のタネをたくさん詰め込んだ企画を準備していきます。ぜひご来館ください。

14:33
2018/03/31

春になりました

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 つい1か月前には、例年以上の雪が降り積もっています、
というブログを書きましたが、山形も3月下旬になり、
まったく雪がなくなり春の到来を実感しています。
 

 春といえば旅立ちと新しい出会いの季節ですが、
私もこのたびの人事異動で別の勤務先に異動となりました。
 この1年間、山形県立博物館に展示やイベントでたくさんの方に来ていただき、
皆さんと一緒に山形の歴史や文化や自然を学ぶとともに
楽しい時間を博物館で過ごすことができました。
 展示を通して新たな発見をした時の来館者の方々のまなざしや
ワクワクドキドキを体験した子供たちの明るい笑顔を忘れることができません。
改めて博物館は心も頭も大きくなれる、
とっても素敵な場所であることを来館者の皆さんに教えていただきました。
 
 この1年間、館内巡回で常設展示資料を日々見てきましたが、
私が気に入って見ていた常設展示資料があります。
国宝土偶「縄文の女神」と世界で一体の「ヤマガタダイカイギュウ」は
別格なので、それ以外の私のお気に入りベスト3です。

第3位
 
 【ブラジル産:アメジスト】
 山形県立博物館の誇る宝石です。
パワーストーンとして大切な人との絆を深め真実の愛を
守るとされています。お祈りすると願いがかなうかも。

第2位
 
 【西川町水沢:ヤマセミ】
 頭の冠羽がつんつんして、縞模様が入っていて、
ちょっとやんちゃな感じがかっこいいです。
しかもカワセミ類の中で最大級の大きさ、体長は30㎝を超えます。

 第1位
 
 【村山市出土:縄文時代晩期の土偶】
 同じ土偶でも「縄文の女神」は芸術を感じますが、
こちらはゆるキャラ系で心が癒されます。

 1年間、山形県立博物館で、今まで知られていなかった文化や自然を掘り起し
守り伝えていく仕事にかかわれたこと、そして、たくさんの来館者の皆様に
出会えたことに感謝申し上げます。
 これからも山形県立博物館をよろしくお願いいたします。


15:53
2018/02/23

今年は大雪です

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 今年は全国的に大雪です。
山形県立博物館のある山形市は、山形県内の中では雪は少ない方ですが、
それでも例年以上の雪が降り積もっています。
 
 
 【博物館前のメカ大海牛も雪に沈没】

 最近は、雪が降れば除雪車が雪を取り除き、家庭にはスノーダンプや
除雪用のスコップがあり効率的に除雪できるようになりました。
 それでは、明治期から昭和の初めにかけてはどんな道具で、
山形の人たちは除雪していたのだろうと思って、博物館にある雪に
かかわる展示品を見てみました。

 
 【踏み俵:雪を踏み固めて道を作る道具です】
 
 【竹ぞり:堆肥を乗せて運ぶそりです】

 展示品を見ると、雪を取り除く特別な道具は見つからず、
雪を排除することはあきらめている感じがあります。
 雪は降るに任せて積み重なっていくままにする。
ただし、歩く道や物を運ぶ道を確保するために踏み固める、
という作戦をとっていたようです。
また、雪の上で滑らせることで、ものを運んだり、楽しんだりしたようです。

 
 【竹下駄:下駄の裏に竹が貼ってあり坂道を滑って遊ぶ。
  体験した人によると本当によく滑るそうです】
 
 【箱ぞり:庶民の冬の乗り物】

 現代では、自動車の利用のため雪を排除せざるを得ませんが、
昔の人は、雪はそこにあるものとして冬を過ごしていたのかもしれません。
でも、春が待ち遠しいのは昔も今も変わりません。

13:44
2018/01/05

博物館にいる犬たち

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あけましておめでとうございます。
昨年は、酉年のせいか国内外の情勢がなにかと騒がしい年でしたが、
本年は心穏やかにみなさんが博物館や美術館でじっくり作品や文化に
触れることができる、平和な年になることを願っています。
 今年は戌年です。博物館に、本物の犬はいませんが、
犬にちなんだ展示資料が何点かあります。縁起のいい年になるように、
年の初めに常設展示してある犬の人形をご紹介します。
 
 わらを編んで作った犬の人形です。すべての干支のわら人形があります。
山形県河北町の方が作りました。わらがぎっしりと重なって、強そうな犬です。

 
 鶴岡瓦人形です。たくましくてやさしい子に育ちますように、
という親の願いが伝わってきます。

 その他、常設展示はしていませんが本館では、
40点ほど犬にかかわる人形を収蔵しています。
 犬はお産が軽いことから、たくさんの子供たちが生まれ
健康に育つようにとの思いを込めて人形が作られたのでしょう。
 戌年は、犬のイメージから「食べることに困らない」
「道に迷わない」「新しいものを生み出す」など、
豊かで前向きな年になると言われています。

 博物館も戌年にふさわしい創造的な年にしたいと考えています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

09:27
2017/12/13

落書き大好き!江戸時代の子供たち

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 館長室に貼ってある月別カレンダーも残り一枚となりました。
館長室からは霞城公園の木々がよく見えますが、
先日の雪ですっかり冬の景色となりました。
 

 山形県立博物館には霞城公園内にある本館のほかに、
山形県師範学校として明治34年に建てられた教育資料館が
県立博物館分館としてあります。
 外観はルネッサンス様式を基調としており、
重要文化財にも指定されている重厚な姿は、
私たちを明治時代にタイムスリップさせてくれます。
 

 教育資料館の中には、江戸時代から現代までの様々な本県の
教育に関する資料が展示されていますが、私が大好きなのは、
江戸時代の寺子屋の板戸に書いてあった子供たちの落書きです。
 今も昔も子供たちはいたずらが大好き。
板戸には「文久二年」(1862年)の文字が書いてあります。
楽しい落書きを見ると、150年前、たくましく生きていた子供たちが
確かにいたことを実感します。

 
 寺子屋のジオラマの後ろの板戸に落書きが・・・・・

 
 アンパンマン

 
 イケメン


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